妊娠初期4週5週6週7週目の出血が鮮血で少量もしくは大量に出たら、特に初めての妊活をするママは驚きますよね！妊娠初期4週5週6週7週目には様々な理由で出血が出ますが、その出血が少量の鮮血又は大量の鮮血の場合には流産するかもって不安になると思います。そこで、妊娠初期4週5週6週7週目の出血が鮮血の場合、鮮血の量が少量でも大量でも危険なのかまとめました。
目次
妊娠初期4週5週6週7週目の出血が大量の鮮血ではなく少量の鮮血である場合
妊娠初期4週5週6週7週目には様々な理由で茶褐色の出血やピンク色の出血が少量出ることがあります。これらの場合には、そのほとんどが一日から数日でおさまることがほとんですので必要以上心配する必要はありません。
しかしながら、妊娠初期4週5週6週7週目の出血が茶褐色やピンク色ではなく鮮血である場合に流産する危険性があるので注意が必要となってきます。妊娠初期4週5週6週7週目の出血が少量大量に問わず鮮血であるということは、その出血はまだ新しい出血で酸化していない出血であると考えられます。血は、酸化すると茶褐色のような色に変化します。
妊娠初期4週5週6週7週目の出血が大量の鮮血ではなく、少量の鮮血である場合は、ママの体が赤ちゃんを産むための環境づくりの変化の過程で子宮と胎盤との成長のずれが原因である可能性があります。この場合は、心配する必要はありませんが、妊娠初期4週5週6週7週目の出血が鮮血で少量であっても切迫流産の危険性もありますので、鮮血の出血が出た場合には、早めにかかりつけの産婦人科を受診して医師に相談しましょう。その際、鮮血の量や何日続いたか、鮮血以外に腹痛や腰痛がないかなど自分の体の状態を医師に報告できるようにしておきましょう。流産せず、健康でかわいい赤ちゃんのために安全な出産ができるようご自分の体の変化に気を付けて生活しましょう。
妊娠初期4週5週6週7週目の出血が少量の鮮血ではなく大量の鮮血である場合
妊娠初期4週5週6週7週目の出血が鮮血で、その鮮血の量が少量でなく大量に出た場合は、流産の可能性が高く、このまま妊娠を継続させることが難しいと考えられます。妊娠初期4週5週6週7週目に鮮血の出血が大量に出た場合には、ただちにかかりつけの産婦人科を受診しましょう。そして電話でまずご自身の体の現状を説明して、病院に行っても良いか、しばらく安静にしていたほうがよいかなどの相談をしましょう。大量の鮮血が出てもまずは焦らず、落ち着いて行動しましょう。
妊娠初期4週5週6週7週目の出血が少量又は大量の鮮血が出ても無事に出産するママもいる！
妊娠初期4週5週6週7週目に出血し、その出血が少量又は大量の鮮血であっても、医師の指示に従って安静に過ごして無事に元気な赤ちゃんを出産されたママたちはたくさんおられます。従って、妊娠初期に鮮血の出血をした場合、特に、少量でなく大量に鮮血が出た場合でも、焦らず、落ち着いて対応することが大事です。お腹の赤ちゃんは頑張って成長しているのだからママも焦ることなく、冷静に対応しましょう。流産することなく、無事に元気な赤ちゃんを出産できるよう、ご自分の体の変化に気を付けながら過ごしましょう。
少量ないし大量の鮮血の出血が妊娠初期4週5週6週7週目以降に再発するか不安
妊娠初期4週5週6週7週目において少量ないし大量の鮮血の出血があった場合、妊娠を継続することができても、また同じような鮮血が出たらどうしようとヒヤヒヤして過ごしているママもいると思います。当然ですよね。でも一番の敵は、ストレスや不安を自分ひとりで抱え込むことです。絶対、一人で悩まないでください。周囲にいる出産を経験されたママたちや、親、パパなどに相談し、家族の協力を得て、出産するまで落ち着いて安静に過ごしましょう。重い荷物を持ったり、激しい運動をしたりすることは絶対避けましょう。
妊娠初期の出血で大量の鮮血は無事なの？
妊娠初期の出血で大量の鮮血は無事なの？妊娠初期に大量の鮮血が出た場合、心配する必要があるのだろうかと考えるママは少なくありません。気になる症状であることは理解できますが、ほとんどの場合、深刻な兆候ではなく、正常な出来事と見なされます。しかし、医療機関に相談し、適切な診断を受け、適切な治療を計画することが重要です。子宮外妊娠や流産など、特定の医学的問題は大量の鮮血を引き起こすことが知られており、医療提供者はそれらのスクリーニングを行うことになります。妊娠期間中に定期的に検診を受けることは、その期間中に最善のケアをするための最善の方法です。異常出血があった場合は、医療機関に連絡してアドバイスを受け、必要な検査を受けることが重要です。
妊娠初期の出血が鮮血である症状
妊娠初期の出血が鮮血である症状についてまとめてみましたので参考にしてください。
絨毛膜下血腫
絨毛膜下血腫の場合は、出血が鮮血、茶色、赤褐色又はピンク色で、出血量は大量のケースが多いです。
絨毛膜下血腫は、妊娠中に発生する疾患です。子宮と絨毛膜（胚と胎盤を覆う薄い層）の間に血液が溜まることで起こります。この血液の集まりが原因で、子宮内に鮮血が現れ、妊娠中に点状出血として見られることがあります。この状態は必ずしも危険なものではありませんが、ママさんにとっては気になるところです。この状態をよりよく理解するためには、さまざまな原因とそれに伴う症状を見ていくことが重要です。
絨毛膜下血腫の最も一般的な原因は、絨毛膜の裂け目または破れで、これは妊娠の初期に起こる可能性があります。この裂け目は、胚が子宮に着床する際や、落下や交通事故などの外傷性によって生じることがあります。また、臍帯に異常があり、子宮内に血液が溜まることも原因のひとつと考えられます。
絨毛膜下血腫に関連する最も一般的な症状は、膣からの出血または点状出血です。これは、薄いピンクや茶色の点状出血から真っ赤な鮮血まで、さまざまなものがあります。妊娠中の出血のすべてがこの症状によるものではないことに注意し、妊娠中に何らかの出血があった場合には、医療機関に相談することが重要です。その他の症状としては、腹痛やけいれんのほか、流産のリスクが高くなることもあります。
絨毛膜下血腫は、超音波検査や磁気共鳴画像法（MRI）などの様々な検査で診断することができます。これらの検査は、血腫の大きさと位置、および存在する可能性のあるその他の異常の特定に役立ちます。この疾患の治療では通常、血腫の状態を観察し、胎児が正常に成長・発育していることを確認します。場合によっては、血腫を取り除き、さらなる合併症を防ぐために、薬物治療や手術が必要になることもあります。
結論として、絨毛膜下血腫は、妊娠中に鮮血が出る可能性のある疾患です。妊娠中に何らかの出血や点状出血があった場合は、この疾患のサインである可能性があるため、医療機関に相談することが大切です。適切な診断と治療により、この状態を管理し、母体と赤ちゃんへのリスクを最小限に抑えることができます。
異所性妊娠（子宮外妊娠）
異所性妊娠（子宮外妊娠）の場合は、出血が鮮血又は赤褐色で、出血量は少量から少しずつ増加するケースや急に大量に出血するケースがあります。
異所性妊娠（子宮外妊娠）は、受精卵が子宮の外に着床し成長する医学的な状態です。子宮外妊娠は、卵管、卵巣、子宮頸部、または腹部で発生する可能性があります。子宮外妊娠は生命を脅かす可能性があり、通常、超音波検査または血液検査によって診断されます。妊娠が早期に発見されなかった場合、母親は激しい腹痛、膣からの出血、内出血によるショック症状を経験する可能性があります。
鮮血は、子宮外妊娠の一般的な症状です。これは、受精卵が子宮の外で成長しているため、その成長を維持するための適切な栄養を受け取っていないためです。卵子が成長し続けると、卵管が破裂して出血し、腹部や腟内に鮮血が混じることがあります。血液の量は、軽い点状出血から大量出血までさまざまです。場合によっては、出血に激しい腹痛を伴うこともあります。
子宮外妊娠が疑われる場合、すぐに医師の診察を受けることが重要です。医師は超音波検査で診断を確認し、妊娠の場所を特定することができます。場合によっては、受精卵を取り除き、さらなる合併症を防ぐために、手術が必要になることもあります。
子宮外妊娠は深刻な病状であり、母体の健康と安全のために、適時の診断と治療が不可欠です。迅速な診断と治療のために、鮮血などの子宮外妊娠の兆候や症状に注意することが重要です。
切迫流産
切迫流産の場合は、出血が鮮血又は赤褐色で、出血量は少量から大量に出血するケースがあります。
切迫流産の一般的な兆候としては、膣からの出血（軽い点状出血または血の塊を伴う大量出血）、腹部のけいれん、腰痛、胸の張り、疲労、吐き気などの妊娠関連症状の減少が挙げられます。その他の症状としては、膣から組織や液体が出ることがありますが、これは不完全流産の兆候である可能性があります。さらに、赤ちゃんの活動量や心拍数が減少するママもいます。
これらの症状が現れたら、すぐに医療機関に連絡することが重要です。早期発見・早期治療により、健康な妊娠を維持できる可能性が高まるからです。医療機関は、超音波検査や血液検査を行い、症状の原因を診断し、最適な治療方針を決定することがあります。治療には、プロゲステロンなどの薬物療法や、残っている組織を取り除く外科的処置が含まれることがあります。妊娠が成功する可能性を高めるために、できるだけ早く医師の診察を受けることが重要です。
早期流産（初期流産）
早期流産（初期流産）の場合は、出血が鮮血で、出血量は少量から大量に出血するケースがあります。
早発流産は、自然流産とも呼ばれ、胎児が妊娠20週に達する前に妊娠が失われてしまう場合に起こります。正確な原因はよくわかっていませんが、流産が差し迫っていることを示す特定の症状があります。膣からの出血、腹部のけいれん、骨盤の痛み、背中の痛みなどです。さらに、発熱がある場合もあり、女性は吐き気や嘔吐を経験することもあります。また、症状が通常の月経周期と似ていることもあり、初期流産を示すものかどうかを判断するのは困難です。
これらの症状が現れたら、切迫流産の可能性があるため、すぐに医療機関に連絡することが重要です。医療機関では、超音波検査を行って妊娠が継続可能かどうかを判断します。医師は超音波検査や血液検査を命じて、妊娠に関連するホルモンのレベルを調べたり、赤ちゃんの心拍数を測定したりすることもあります。流産が確認された場合には薬物治療などの治療方法を提供することができます。場合によっては、受胎生成物を除去する処置を受ける必要があるかもしれません。
子宮頸がん
子宮頸がんの場合は、出血が鮮血又は赤褐色で、出血量は少量に出血するケースが多いです。
子宮頸がんは、子宮の下部にある子宮頸部に発生する、生命を脅かす可能性のある深刻な疾患です。適時に治療を受けるためには、子宮頸がんの症状を認識することが重要です。子宮頸がんの一般的な症状としては、月経の間や閉経後の出血、膣からの異常な分泌物などの膣の異常出血が挙げられます。その他の症状としては、骨盤の痛みや性交時の痛み、痛みのない鼠径部のリンパ節の腫れなどがあります。子宮頸がんの女性は、疲労感、食欲不振、腰痛、脚の痛みなどを感じることもあります。これらの症状が現れたら、すぐに医療機関を受診することが重要です。早期の診断と治療により、回復の可能性を高めることができ、また、がんの発生を未然に防ぐこともできます。
妊娠初期の出血が鮮血でない症状
妊娠初期の出血が鮮血でなく、茶色、赤褐色、ピンク色である症状についてまとめてみましたので参考にしてください。
着床出血
着床出血の場合は、出血が茶色、赤褐色又はピンク色で、出血量は少量に出血するケースがほとんどです。
着床出血は、月経周期の開始と混同されがちな妊娠中の症状です。受精卵が子宮壁に着床することによって起こり、軽い出血や点状出血を起こすことがあります。出血は通常の月経よりも軽く、色はピンク、茶色、または赤褐色であることがほとんどです。着床出血のその他の一般的な症状には、けいれん、下腹部の圧痛、腹部の圧迫感や膨満感などがあります。すべての女性が着床出血を経験するわけではなく、また着床出血が妊娠の成立を示すものでもないことに留意することが重要です。着床出血を経験した女性であっても、妊娠の疑いがある場合は、必ず医師の診断を受ける必要があります。また、通常の月経出血と着床出血は症状が似ていることがあるため、区別することが重要です。着床出血は通常、受胎から6～12日後に起こりますが、通常の月経は受胎から12～16日後に起こります。また、着床出血は、通常の月経よりもずっと軽い出血です。
胞状奇胎
胞状奇胎の場合は、出血が茶色又は赤褐色で、出血量は少量に出血するケースがほとんどです。
胞状奇胎は、母体と胎児に重篤な健康障害を引き起こす可能性のある異常妊娠の一種です。胞状奇胎の症状としては、子宮の異常な拡大、吐き気や嘔吐、胎児の心音の消失、骨盤痛、胎動量の減少などが挙げられます。また、場合によっては茶色又は赤褐色の出血が起こることもあります。早期治療により胞状奇胎に関連するリスクを最小限に抑えることができるため、これらの症状がある場合は、医療機関を受診することが重要です。診断には通常、超音波検査が行われ、子宮内の異常な増殖の様子を正確に把握することができます。症例の重症度によって、治療には奇胎の外科的切除やメトトレキサートやミソプロストールなどの薬物療法が含まれます。胞状奇胎の適切な診断と管理は、妊娠期間中、母体と胎児の安全を確保するために不可欠です。
子宮頸部びらん
子宮頸部びらんの場合は、出血が茶色、赤褐色又はピンク色で、出血量は少量に出血するケースがほとんどです。
子宮頸部びらんは、子宮頸部外反とも呼ばれ、症状は軽度から重度まであり、膣分泌物、生理時の出血や点状出血、性交時の痛み、性器周辺のかゆみや灼熱感などが含まれることがあります。場合によっては、子宮頸部びらんは、細菌または真菌感染による悪臭を放つおりものの原因となることがあります。さらに、子宮頸部びらんは、子宮頸部が赤くなったり、小さなしこりができたりすることもあります。子宮頸部びらんは骨盤内炎症性疾患やヒトパピローマウイルスなどの感染症のリスク上昇につながる可能性があります。子宮頸部びらんを放置すると、不妊症の原因になったり、子宮頸がんのリスクが高まったりする可能性があります。
子宮頸部びらんの症状がある場合は、医療機関を受診することが重要です。医師は、子宮頸部を検査し、びらんの原因を特定するための検査を行います。治療法としては、細菌感染を治療するための抗生物質、炎症を抑えるための薬物、または患部組織を取り除く外科的処置が考えられます。どのような治療計画であっても、医師の指示に従うことが重要です。また、子宮頸部の変化を早期に発見するために、定期的な検診を受けるようにしましょう。
子宮頸管ポリープ
子宮頸管ポリープの場合は、出血が茶色、赤褐色又はピンク色で、出血量は少量に出血するケースがほとんどです。
子宮頸管ポリープは、子宮頸部（子宮の下部、膣につながる部分）にできることが多い非がん性の腫瘍の一種です。ポリープは、性交後や生理中の異常出血、生理中の点状出血や軽い出血、血性または黄色がかったおりもの、骨盤の痛みなど、さまざまな症状を引き起こします。その他にも、骨盤が重い感じがする、腰痛、排尿痛、性交時の困難や痛みなどの症状が出ることがあります。ただし、子宮頸管ポリープのあるすべての女性に症状が出るわけではありません。
このような症状に気づいたら、医療機関で診察を受けることが重要です。診断は、骨盤の検査、超音波検査、または生検によって行われます。治療は一般的に簡単で、ポリペクトミーと呼ばれる手術でポリープを切除したり、全身麻酔でポリープを切除したりすることがあります。また、場合によっては、レーザーや凍結療法でポリープを治療することもあります。最適な健康状態を保つためには、医療従事者のアドバイスに従うことが重要です。
妊娠初期に少量ないし大量の鮮血の出血が出たら医師に相談しましょう
妊娠初期に少量ないし大量の鮮血の出血が出たら、まず安静にして、かかりつけの産婦人科に連絡し、自分の体の現状を説明し、受診しましょう。そして、医師の指示に従って対応するようにしましょう。流産することなく、健康でかわいい赤ちゃんを出産するために、ご自身の体の変化に気を付けて過ごすことが大事です。ママのお腹の赤ちゃんも頑張っています。赤ちゃんと一緒に頑張りましょう。
