妊娠初期に下痢と腹痛が続いてしまうと流産などの心配をしてしまいますよね。妊娠初期の下痢と腹痛が続いた経験をされた方は多いようです。ほとんどのママが妊娠初期の下痢と腹痛が続くことについて悩まされているんですね。そこで、妊娠初期に下痢と腹痛の症状が続く理由についてまとめてみました。妊娠初期の下痢と腹痛で悩まされている方は参考にしてみてくださいね。
目次
妊娠初期に下痢と腹痛が続く理由
妊娠初期に下痢と腹痛の症状が続く理由は、ホルモンバランスの変化が挙げられます。妊娠すると、プロゲステロンホルモンがたくさん分泌されます。プロゲステロンのホルモンは、子宮の収縮を抑制する働きをもっています。
プロゲステロンは、子宮の収縮の抑制だけでなく、胃腸の働きまで抑制してしまいます。このプロゲステロンの働きが、下痢や腹痛の症状を引き起こしているのです。
個人差はありますが、ほとんどのママが、プロゲステロンホルモンによる胃腸の働きの抑制作用で下痢や腹痛、あるいは、便秘などの症状を経験されています。
なので、妊娠初期に下痢や腹痛の症状が出ても、「流産するのでは」などと思い込むのはやめましょう。ほとんどのママが経験する症状であることを理解しましょう。
妊娠初期の下痢と腹痛はいつまで続く?
妊娠初期の下痢と腹痛の症状は、ママにとってはとても辛いですよね。精神的に不安になると、自律神経にも影響し、下痢や腹痛の症状が悪化してしまいます。この辛さが早く収まってくれれば良いですよね。
この妊娠初期の下痢と腹痛の症状はいつまでも続くことはありません。
個人差もありますが、妊娠周期で言うと、およそ妊娠12週目あたりからプロゲステロンのホルモンの分泌が少なくなり、それによって、下痢や腹痛の症状も収まります。
ですから、妊娠12週目ごろまでは、頑張って過ごすしかないですね。でも、お腹の赤ちゃんも頑張って大きく育っているので、赤ちゃんと一緒に頑張る気持ちで過ごしましょう!お腹をさすって、赤ちゃんとコンタクトを多くとりましょう!赤ちゃんとのコンタクトの時間を増やせば、精神的にも落ち着きますからね!
妊娠初期の下痢と腹痛で注意する点
妊娠初期の下痢と腹痛の症状は、上述のように、主にプロゲステロンのホルモンの分泌が大きく影響しておりますが、以下の場合には、注意が必要です。
激しい腹痛がある場合
腹痛が激しい場合には、感染性胃腸炎などの他の病気が原因である疑いがあります。いつもより腹痛が激しく痛む場合には、早めに医師に相談しましょう。決して、自己判断で決めないように注意してくださいね。
出血がある場合
妊娠初期には、出血が出やすい時期でもありますが、下痢や腹痛と共に、出血が鮮血である場合や、大量に出血が出る場合、あるいは、何日も続いて出血が出る場合には、早めに医師に相談するようにしてください。
水分補給をこまめにとる
また、下痢の症状になると、水分不足になりがちです。水分不足になると、お腹の赤ちゃんにも影響が出ますので注意が必要です。妊娠初期に下痢の症状が出たときには、水分補給をこまめにとるようにしましょう。
ストレスを溜めないようにする
妊娠すると、いろいろな悩みは心配をしてしまい、ストレスが溜まりやすくなりますよね。これは、実際に妊娠を経験したママでないとわかりませんよね。ホント、妊娠するとストレスや疲れの波が大量に押し寄せてきますよね。
ストレスを溜めすぎると、自律神経が乱れ、体調もすぐれない状態になってしまうので、ご自分でいろいろと工夫しながらストレスを発散してくださいね。
例えば、大好物のものを食べるとか、美味しいレストランで食事をするとか、映画を見るとか、大好きな音楽を聴くとか・・・。あと、赤ちゃんのために編み物をすることも精神的に落ち着くことができとってもお勧めですよ。
ぜひ、ご自分にあったリラックス方法を見つけて試してくださいね!
まとめ
妊娠初期には、ママの体は変化の連続です。ホルモンバランス一つでも変化することによって腹痛や下痢の症状が出てしまいます。人間の体は、デリケートにできており、神秘的でもありますよね。
大事なことは、腹痛や下痢の症状が出ても、「流産するの?」などの余計な心配をしないことです。そして、少しでもいつもと違うと思ったときは、早めに医師に相談するように心がけて過ごしましょう!
最後まで読んでいただき、大変ありがとうございました。